世界で約2500の言語が消滅の危機にさらされ、国連教育科学文化機構(ユネスコ)は奄美諸島の方言を「消滅の危険」と分類している。
大島地区文化協会連絡協議会は2月18日を語呂合わせで(フトゥバ=言葉)「方言の日」と定め、各島々で前後の休日を利用して島口に関するイベントを開催。 徳之島町では16日、「シマグチよ甦れ 島の心を見直そう」をテーマに第28回島口島唄の祭典が町文化会館であった。
秋武喜一郎教育長、高岡秀規町長のあいさつも全て島口で行われ、たどたどしい島口が会場の笑いを誘った。 吉本喜劇を中退した轟木の吉山秀宗さんの名司会で進行。 イギリス出身のトーマス
ロバート アールナさんの島民顔負けの流暢な島口「英国紳士の島口スピーチ」を皮切りに花徳幼稚園園児によるわらべ歌や亀津中区島唄友の会の「正月唄」、民族芸能など14演目が披露され。
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